ディータ・シアウ
ノルウェー視覚障害者協会プロジェクトリーダー:ノルウェー
Dhita Siauw
Project developer, Norwegian Associates for the Blind and Partially Sighted : Norway
シアウ氏は写真パネル展示「Somewhat more than nothing」主催者。また、ノルウェー視覚障害者協会プロジェクトリーダー、Horisont財団プロジェクト開発者兼国際的主催者でもある。
シアウ氏は21歳のときに視力を失う。わずか6カ月の間に晴眼者から視覚障害者となった。その後は障害を原動力に様々なことに挑戦してきている。
3年間、世界中を主要なインスピレーションと代替薬を探して旅行した後、オスローに戻り、オスローでの文化シーンにおいて起業家として仕事を始めた。現在はイベントや音楽祭のプロデューサー、主催者、アーティスト、さらにはオスローにある多くの人気あるバーやカフェの設立者として知られている。
最近ではそれらの仕事に加え、母国であるインドネシアの社会的プログラム" Baca Indonesia!"(読め、インドネシア!を意味する)を立ち上げた。このプログラムは、録音図書を使用することで、貧しい人々や視覚障害者、非識字者が本を読めるように支援し、またインドネシアの人々もさらに読書をするように働きかけるというものである。シアウ氏の目標は、ノルウェーや西欧諸国に既存するような、国立録音図書館をインドネシアにも設立することである。