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NHK ニュース特集:2025年デフリンピック開催。日本初。

2024年1月24日掲載


画像は1/21NHK7時のニュースより

(ニュース内容から抜粋)2025年11月15日~26日開催の日本ではじめて開催されるデフリンピック。
デフは聞こえないという意味です。開催されるにあたっては大事な要素がある。聴者と耳の聞こえない人とのバリアフリー「情報保障」の実現です。
「情報保障」と言うのは、生涯のあるなしに関わらず、あらゆる人が同じ情報をその場で共有できること。たくさんの手話通訳者や文字情報のシステムづくりなど多くの準備が必要です。
その開催前に関係者は危機感を抱いている。
東京で昨年11月には、デフリンピックのテスト大会が開催されています。 ヨーロッパやアジアなどから10以上の国や地域からの参加選手がそろいました。

選手からは、岡田美海さん(デフリンピックブラジル大会 陸上女子1500m銅メダル:日本記録保持者)と、岡田さんのライバル、ウクライナ出身のアナスタシア・シドレンコさんの紹介されました。
2人は競技を通じて5年前から親交があります。手話はそれぞれの国ごとで異なるため、2人は世界共通の「国際手話」でコミュニケーションをとっています。
競技を行うためには、様ざまな専用機械を使います。例えば、スタートはランプの光で。赤は「位置について」、黄色は「よーい」、緑色は「スタート」です。 一方で、手話の分からない運営スタッフや審判員には、手話通訳が必要です。 更に海外選手には国際手話が分かる手話通訳者が必要になります。

競技を行うためには、様ざまな専用機械を使います。例えば、スタートはランプの光で。赤は「位置について」、黄色は「よーい」、緑色は「スタート」です。 一方で、手話の分からない運営スタッフや審判員には、手話通訳が必要です。 更に海外選手には国際手話が分かる手話通訳者が必要になります。
会場では、日本の中学生(ろう学校生含む)も参加して、情報保障を伝えるデモンストレーションが開催されました。 例えば、ろう者のウクライナ選手と日本の聴者のコミュニケーションは、国際手話→日本手話→日本語音声で伝えます。 更に、文字にしてスクリーンに表示します。そうすることで、日本のろう者もウクライナ選手の言っていることが分かります。
岡田さんは、デフリンピックをきっかけに、情報保障について多くの人に知ってもらいたいと考えています。

岡田さんのインタビュー(手話)
『「世界はもっと広いんだよ」とつたえられたらいいと思っています。 デフリンピックは、世界中のデフアスリートが集まって競う場です。いろいろな国の手話を見て知ることが出来るし、世界が広がる場だと思います』。

全日本ろうあ連盟の久松三二事務局長(フリップで紹介)は、きこえない人がいると気づいたら。〇ジェスチャーで情報を伝える。〇筆談やスマホのメモ機能で伝える。ろう者が”目で見て分かる方法”を工夫して孤立を防いでほしい。と紹介されました。

東京2025デフリンピック 大会ポータルサイト https://www.deaflympics2025.com/
一般財団法人全日本ろうあ連盟 スポーツ委員会 https://www.jfd.or.jp/sc/deaflympics