東京大学先端科学技術研究センター助教授 : 日本
教育・障害者福祉・アクセシビリティ
Associate Professor, Research Center for Advanced Science and Technology, The University of Tokyo : Japan
1962年兵庫県神戸市生まれ。
1992年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程(教育学)単位取得満期退学ののち、1994年3月まで日本学術振興会特別研究員を務める。1996年7月から1996年11月まで東京都立大学人文学部助手、同年12月から2001年3月まで金沢大学教育学部助教授(障害児教育講座所属)を務める。2001年4月から東京大学先端科学技術研究センターバリアフリー分野助教授に就任し、現在にいたる。
生後5ケ月で眼病を患い、3歳で右目を、9歳で左目を失明。筑波大附属盲学校高等部に進学した翌年の1980年に特発性難聴で聴力をも失った。翌年、母令子が両手の6本の指を用いての「指点字」を考案。1983年に東京都立大学人文学部に合格、盲ろう者としてはじめて大学に進学した。
現在、大学教員としての仕事のほか、盲ろう者を中心とする障害者福祉の増進のための活動に力を入れている。
日本教育学会、日本特殊教育学会会員、社会福祉法人 全国盲ろう者協会理事、東京盲ろう者友の会顧問、厚生労働省社会保障審議会障害者部会委員、世界盲ろう者連盟アジア地域代表を務める。
受賞・表彰歴