ボストン公共放送局(WGBH)ディレクター : 米国
放送・マスメディア
Media Access Group, WGBH Educational Foundation
ラリー・ゴールドバーグ氏は、ボストンの公共放送WGBHのメディア・アクセス・ディレクターである。字幕と音声解説の制作を監督し、研究開発部門であるWGBHナショナルセンター・フォー・アクセシブルメディア(NCAM)を率いる。
ゴールドバーグ氏は、メディアや技術のアクセシビリティ、すなわちすべての人がメディアや技術を利用できるようにするための技術・政策・ビジネスにおける先駆者であり、世界的な第一人者である。米国各地をはじめ、イスラエル、英国、ブラジル、日本を訪れ、通信技術の改善について企業、政府、学術機関、NGOにアドバイスを行なっている。
ゴールドバーグ氏は、米国において導入されたデジタルテレビ用字幕制作の新システムの開発に尽力した。映画館やテーマパーク向けの初のクローズドキャプション・システムである “Rear Window™”の特許を取得している。リハビリテーション法508条(通称セクション508)を制定した米国アクセス委員会をはじめ、業界、消費者団体および学界の数多くの諮問委員会のメンバーを務める。また現在、連邦通信委員会の2つの委員会のメンバーならびに公開技術連合(Alliance for Public Technology)およびアダプティブ・エンバイロンメンツ・オブ・ボストンの役員を務めている。
ゴールドバーグ氏は、南カリフォルニア大学から放送ジャーナリズムの学士号を取得して卒業。